Winny (ウィニー)を経由した情報漏えいが頻発!
今年に入ってウィニーを経由した情報漏えいが頻発している。
海自機密情報、原子力関係の業務情報、刑務所の受刑者情報が流出していることから、ますます社会問題化している。(今日の日経朝刊でも取り上げられた)
"Winny (ウィニー) を経由した"とあるのは、ウィニー自体がばらまいているのではなく、ウイルスがウィニーを媒介してばらまいているのである。ファイル交換ソフトを標的とするウイルス感染が原因である。代表的なウイルスがAntinny(アンチニー)である。
業務で使用するパソコンにウィニーなどのファイル交換ソフトをインストールしないのが鉄則であるが、個人所有のパソコンにまでその鉄則を徹底できないことが一因になっているようである。
防衛庁では、自衛隊に持ち込まれている約7万台の私物パソコンを排除し、業務に必要なものは"官給"に置き換える意向を示している。
警察庁はウィニーの使用を禁止する緊急通達を出した。全国の警察官が使う約4割が私物だという。
一方で、「Winnyの欠陥直させないのが問題」とする毎日新聞の社説もある。
実は、ウィニーの作者も、ソフトウエアに欠陥があることを認めている。一度流出したファイルを消すことができない管理不能の状況は、ウィニーの技術的欠陥が原因であり、解決するアイデアもあることを明らかにしている。しかし、この作者は一昨年、京都府警に逮捕され、現在公判中だ。ウィニーを開発し、改良を繰り返していたことが著作権法違反ほう助にあたるというのだ。
その結果、作者が欠陥を改良したくても、それができない状態になっている。流出したファイルの消去が目的でも、ソフトに手を加えると、さらに犯罪行為を重ねることになってしまうからだ。
一度流出したファイルを消すことができない、管理不能の状況に問題があるとする論調である。
しかし直すこともままならない状況にある。
ウイルス対策ソフトを導入するだけでは十分ではない。ウイルス対策ソフトが検知できない新種のウイルスは続々と発生しているからだ。ウイルス対策ソフトは予防接種のようなものだと認識していただきたい。
あなたには「新しいフォルダ .exe」をクリックしない自信はおありだろうか。
ネットワーク管理側の対策としては以下のものがある。
Winny検出ツールも同梱、トレンドマイクロが企業向けウイルス対策ソフトの新版
「ウイルスバスター コーポレートエディション 7.3」のアドバンス版に、Winnyを検出、削除するアドバンス検索ツールが付属する。
ブリッジとして動作し、ウィニーの他、SoftEtherなどのVPN通信、インスタント・メッセンジャー通信、Skype、ワーム、チャット、掲示板、オンラインゲームなどの通信をブロックできる。
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